ブルネイの部屋

なんか書きます

2024年4月12日昆虫採集記と考察

ちわ、ブルネイです。

今回は今年初の夜間採集へ行ってきました。

 

コンディション

・気温 18度前後

・天気 曇りぐらい

・風 ほぼ無

というふうにいい感じ。

 

今回狙うのはオオキイロコガネ

春先から長くて初夏辺りまで見られるコガネムシです。

参考画像。こちらは一昨年偶然採集できたオス個体です。

 

Twitterで検索したらもう出てる所があるそうで、それなら本格的に探してみようということでいつもの山へ。

 

ポイント到着後、第一甲虫発見!桜をかじるユミアシゴミムシダマシ

狙いのオオキイロコガネは桜の葉も食べるようなので、見回ってみるが……おらず。

まぁ山の麓のポイントなので気を取り直して上へ足を運びます。

 

なんかおらんかなぁと木々を見ながらの歩いていると……んん?去年見つけたクリイロコガネ無限湧きポイントに何かいるぞ…?

えっあっクリイロコガネ!?

こっちにも……

合計で4頭いました。

まだ4月の半ばにも差し掛かってないのにもうクリイロ…?早すぎでは…?と思いつつ足を進めていきます。

 

街灯周りまだ来ると、目の前を甲虫っぽいのが飛んでいきました。

周りを探すと、街灯下にコガネが2頭…クロコガネじゃん…

さっき甲虫っぽいのが飛んで行った方向へ行くと…

見渡す限りのクロ!クロ!クロ!

えぇ…(困惑)コイツら5月中旬から出てくるのにもう居るのおかしいだろ!妙に赤っぽいし…とりあえず目に入る個体は全て採集しました。

 

色々な考察が頭を巡りますが、とりあえず目的のオオキイロを探すために山へ。

今年も元気にイノシシが私の後を隠れながら付いてくるので、吉川晃司を爆音でかけながら早足で最終地点のキャンプ場へ向かいます。

 

さて、キャンプ場へ着いてトイレの中を確認します。一昨年はここでオスを捕まえたけど…残念ながら居ませんでした。

 

・・・という事でここで打ち止めで帰ります。

 

・採集結果

・クリイロコガネ 4頭

・コクロコガネ 1頭

・クロコガネ 30頭

クロコガネ多過ぎですね。

 

・今回のクロコガネ発生について

私は例年だと4月の初〜中旬までウスチャコガネ、4月の中〜5月初までオオキイロでビロウドコガネがここから発生。5月の中旬からクロ系、クリイロ、ナガチャ、6月に入ってようやく他のスジコガネ亜科が出てくるという感じだったのですが、4月のこの時期にもうクリイロやクロコガネが発生していると思いませんでした。

あまりにも早すぎると思うと同時に、私が普段行かないだけで毎年この時期にはもう発生していたのでは?と思いました。

ただ、クロコガネの体色が赤っぽい=羽化してすぐ出てきた?餌は食べるが成熟はまだで交尾と産卵はまだ先なのか?という考えも浮かびます。

しかし、去年父の実家で採集したクロコガネから得たベランダ飼育の幼虫はまだ羽化しておらず、地域差なのか彼らのライフサイクルに関係があるのか等色々と調べる必要がありそうです。

それに加え、ざっと雌雄判別した所ほとんどがオス個体の様でした。

 

まぁ何にせよ、もうこの地域では発生しているという事が分かっただけで御の字でしょう。

また何かあればブログにでも書こうかなぁと思います。

 

それではまたお会いしましょう。

2024年4月7日昆虫採集記

こんにちは、ブルネイです。

 

もう春ですね。知らん間に春になってお昼はアチアチです。

 

さて、本日はとある昆虫を狙いに採集しに行きました。時期的に来週からかな〜なんて思ってたんですけど、とりあえず行ってみようということで去年睨んでたポイントへレッツゴー。

 

ポイントに到着して暫く目を凝らしてると居ました、めちゃくちゃ飛んでました。

本日狙いの昆虫、ウスチャコガネです。(画像中央)

このコガネムシスジコガネ亜科に属するコガネムシで、春先の4月〜5月の頭頃までという短い期間しか現れない小型のコガネムシです。

このウスチャコガネと同じ時期に現れるコガネムシは、他にヒラタアオコガネという虫がいて、この両種は芝の害虫として広く知られています。

1匹掬って写真を撮ろうとましたが上手く撮影出来ませんでした。拙者の汚いお指が…

シーズンになれば本当にいーっぱい飛んでるんですよねこいつ。そこらじゅうをハエの如くブンブンしてます。

そんなひっきりなしにみんな飛んで何してるの?って事なんですが、オスがメスを探すためにブンブン飛んでるんです。

そうです、メスはほぼ飛ばずにオスがそこらじゅうを飛び回ってるんです。

つまり何かって言うと、飼育下で繁殖させる為にはどこにいるかわからんメスを探さにゃならんのです……

 

これが本当にしんどくて…メスは基本的に葉の上か地面をヨチヨチしてるので、オスを採りつつ地面を膝ついて探しました。

 

今日はオスしか採れないか〜なんて諦めモードの時に、ふと地面を見つめるとなにやらウスチャコガネが団子になってて………もしかして…!

 

いた!メスだ!メスをオスが取り囲んでる!ああああああっしゃ!

本当に声が出ました、メスゲット…!多分コガネムシの採集でいちばん嬉しいのではないでしょうか。

それから暫くメスを探しましたが全くおらずタイムアップ。

メス1頭だけですが十分な成果でしょう。

 

・本日の結果

ウスチャコガネのノーマールカラーのオス沢山

ウスチャコガネの黒化型のオスそこそこ

ウスチャコガネのメス1頭(めちゃくちゃセマダラコガネに見える)

 

春はウスチャコガネまみれの昆虫採集が板。

 

採集したウスチャコガネは産卵セットを組み、オスメスペアでベランダで飼育します。詳しくはまたブログを書くのでその時に。(産んでも産まなくても記録として書くと思います。)

 

残ったオス達も飼育します。ウスチャコガネも他のコガネと同じように、キャベツで容易に飼育できます。

こんな感じに適当にキャベツをちぎって入れたら食べてくれます。

 

ウスチャコガネの次はオオキイロコガネ、そこからクロコガネやクリイロコガネが出てきて本格にコガネムシのシーズンに入ります。

 

今年は幸先が良いので、良い採集結果が残せそうだと思います。

 

それではこの辺で、またお会いしましょう。

パリーオオクワガタ(スラウェシ)飼育記②〜材の割り出し〜

こんにちは、ブルネイです。

パリーオオクワの材の割り出しをしました。

 

底のほうに幼虫が2頭いたので、「材から溢れてるのかな?」と思いましたが…

割るとそこそこ…出てくるけど…

 

・結果

幼虫11の卵1

材2本入れたけど1本に6の計算か…

 

でもまぁマット分と合わせて20以上取れたので、累代分としては申し分ないですね。

 

前回分も今回分もそここそ成長してるので、そろそろ菌糸ぶち込み作業になります。

 

まだどこのにするか迷ってますが、月夜野きのこ園さんの菌糸になりそうです。

 

楽しみ半分不安半分なのですが、なんとか羽化まで持っていきたいですね…

 

それじゃ今回はこの辺で、またお会いしましょう。

パリーオオクワガタ(スラウェシ)飼育記①セット〜割り出し1回目

こんにちは、ブルネイです。

今回はスラウェシパリーです。

 

2月17日アリストよりWDペア到着

65mmのオスでペアで2000円弱という安さ。

このサイズでも顎がスラッと伸びてかっこいいですね。

パリーオオクワガタは亜種も多く、中でもミンダナオのパリーオオクワがダントツ人気っぽいですね。デカくなるし。

原名やベンクールのパリーオオクワも飼育してる人はちょくちょくいるイメージですが、スラウェシの幼虫は暴れるらしく、そんなにいないイメージがあります。

持ち腹セットしようかな〜って、思ったんですが念の為同居。ハンドペアリングしようとしましたが、オスがコクワの如く暴れ回るので仕方なく同居させました。

 

2月23日産卵セット投入

6日も同居ええやろの精神でセットへ。

・セットデータ

使用ケース:コバエシャッター中

使用マット:産卵1番

使用した材:中くらいのバクテリア材2本

管理温度:23度前後

調べたところ、パリーオオはマットだけで産む派と材を入れた方がいい派がいたので材を入れる方を選択。やわめの材が良いとの事で、仕込んでいたバクテリア材を2本。マットに産んでもいいように産卵1番も詰めました。

これで暫く放置!

 

3月16日割り出し1回目

15日の夜に、ケース底に幼虫が2頭見えたので割り出すことに。ゼリー交換時に材が結構齧られてるのを確認してたので産んでるだろうと思ってたけど、幼虫見えるの早くね?

とりあえずケースをひっくりがえしてマットを崩していくと…….

幼虫:8

卵:7

を回収!しっかりマットにも産んでました。

材も割ろうとしてめくったら、表面から卵が3つポロリ。材の方は卵が多そうだったので。暫く時間を置いて割り出すことにしました。

 

今回割り出した幼虫と卵はプリンカップで養生します。ある程度大きくなったら800の菌糸に入れて、その後オスは1400、メスは800のままで飼育してみようかな〜なんて思ってます。

 

初飼育、初海外ドルクスなのでまずは親ぐらいのサイズと1サイクル回すのが目標で飼育します。

 

次は材の割り出しを書くと思います。

 

それでは今日はこの辺で、またお会いしましょう。

カレーのちライス

こんにちは、ブルネイです。

もう3月ですね。

え!?もう3月!?2月終わったのか……


ついこの間まで正月だったのに……引っ越してもう1ヶ月過ぎましたね、あっという間。


・2月の思ひ出


遊戯王で使ってるモンスターの元ネタシリーズのダイオウヒラタ(東ジャワ産)

顎も挙動もコクワみてぇなスラウェシパリーオオクワ

アフリカで1番好きなポリフェムスの羽化。

 

とかね…ダイオウとかスラウェシパリーはブログ書きたいな。

 

もうそろそろ昆虫採集の準備をしなきゃなので、3月はそれで終わりそうな予感がします。

近所の河川敷に桜並木があるので、桜の時期が待ち遠しいですね。

 

期待不安の未来が待ってますがどう転ぶことやら……

 

今期は昆虫採集シーズンの終わりまで何とかしようと思います。

 

それではまた。

イリガーサイカブト飼育記④羽化と産卵セット

こんにちは、ブルネイです。

今回はイリガーです。

 

12月28日

マット交換時に、1オス2メスが羽化してました。

テカテカ

オスは若干羽が出てましたが立派な角で羽化。

幼虫飼育はマット交換時以外ずっと放置。

マット交換も全替えではなく継ぎ足しで。

まぁ日本のカブトムシと同じ感覚で良いですね。温度も特に気にする必要もなさそうです。

 

2月18日

1月に餌食い出して交尾も確認してましたが、面倒臭くて引っ張って2月になりようやくセット。

コバシャ小にいつものBuBuスーパーカブトマットを若干水分多めで詰めて終了。

 

基本的にタイワンカブトと同じような感覚なのでかなり楽ですね。

次は産卵セット開けた時にでも書きます。

 

それではまたお会いしましょう。

2024年2月10日新規ポイント下見と土壌調査

こんにちは、ブルネイです。

今日は引越しして少し落ち着いたので、近所にある某森公園へ今季の採集計画を建てる為に、下見を兼ねて行ってきました。

 

森を丸々公園にした場所なので、自然度は高かったですがちょっと舗装され過ぎかなという印象でしたね。(?)

 

手すりはバチくそ多かったので、手すり採集は気持ちよくできそうでした。

 

バナナトラップを仕掛ける場所も無さそうでしたし、人の入れるエリアの土壌を調べましたがいわゆるカナブンやハナムグリが好むような土壌では無かったです。

 

ただ、遊歩道の周りは木々が生い茂っており、竹林もあったのでシーズンになれば網を持ってポイントを回るのがいちばん良さそうではありました。それと草原もあったので、直翅の採集はある程度困らなさそうでした。

 

とりあえずこんな感想でしたね。夜間採集はできない場所なので、コガネ採集は別のポイントを探そうと思います。

 

で、なんかそのまま帰るのは癪なので昆虫採集もしてきました。

土壌は微妙でしたが、良い枝がめちゃくちゃ落ちてたのでカミキリムシを探すことにしました。

 

ポキポキ枝を割っていくと出ました。

ヒトオビアラゲカミキリのオスです。小さいカミキリムシですが良い模様を持つ種類です。

さらに枝をポキポキ……

カミキリムシの幼虫のケツがこんにちはしました。

太い朽木をポキると……

タマムシ……?ナガタマムシ系の幼虫っぽいのが出てきました。

 

そんなこんなでタイムアップ。割り出した幼虫は持ち帰り、飼育して成虫を拝みたいと思います。

 

この場所だとカミキリムシメインになりそう……ヤハズカミキリ採れたらいなぁなんて思いながら帰路につきました。

 

ここではルッキングをメインに、スウィーピングを行うということでFA

 

それでは今日はこの辺で、またお会いしましょう。