成虫採集
ルッキング、バナナトラップ。
シーズンになればそこら辺にいる。
6月下旬〜7月中旬が良い。
幼虫採集
ハナムグリと同じように糞を探す。
水はけのよい場所。
良く分解された土壌。
土が深く積もってない場所。
根っこ付近。
ミミズが出てくるような場所。
↑幼虫が見つかった土壌。
↑採集した幼虫。
↑別の場所で採集した幼虫。これらの個体は、道路脇の数十センチしか積もってなく、草が生い茂っていた場所から採集した。
産卵セット
発酵が深いマット+腐葉土。
水分量はカブトムシと同じぐらい加水する。
少なめはNG。
通気性の良いケースを使い、蒸れに注意する。
割り出しはセット投入後3週間〜1ヶ月後に幼虫で割出し。
↑割り出した幼虫。卵は見つかりにくいので孵化するまで待った方が良い。
幼虫飼育
発酵が深いマット+腐葉土で無加水で良い。
通気性の確保。
蒸れないように気をつける。
エサは全交換ではなく、上部に押し出された糞を取り除き継ぎ足しの方が良い。
多頭OK。
繭玉を作ったらマット上部に出して、ある程度乾燥させる。それ以外はハナムグリと同じ扱いで良い。
↑良く成長している幼虫。
↑幼虫の糞。
↑羽化した新成虫。2週間程度で活動を開始する。
まとめ
幼虫はまとまった数は取れず、探すのも結構面倒なので成虫を採集し累代する方が良い。
葛の葉の元から見つかった事で、葛が生えているところにしか居ないような事を言う者がいるが別にそういう訳では無い。
飼育に癖はあるがポイントを押さえれば楽な種類である。