ブルネイの部屋

なんか書きます

2023年6月25日昆虫採集記

こんにちは、ブルネイです。

いつもの山に昆虫採集行ってきたので書きます。

実は先週も昆虫採集行っとりまして、その時にシロテンハナムグリとナミカナブンの発生が確認出来たので、今日から本腰入れてやりますよって感じで行きました。

コンディション

天気:曇り

気温:25度ぐらい

風:あるっちゃあるけどあんまりって感じ

 

さて、ナミカナブンが発生するとなれば必ず見ておかない場所があります。

それは「カナブンの木」(拙者命名)と呼ばれる場所で、何故かカナブンしかその木につかないんですよね。

カナブンが集まる=樹液がある=他の昆虫も来るはずなんですが、ここではカナブンが頂点に立っているようで全く他の昆虫がおりゃせんのですわ。

という事でカナブンの木に到着。

今年はちょっと高い所に集まってますね。

暫く見上げてたらカナブンが新たに飛んできたので網で捕獲

こちらが今回目的の昆虫、カナブン(ナミカナブン)です

分かりづらくて草

このカナブンが、「カナブン」という名前のカナブンです。

なのですが名前がややこしいので我々は「ナミカナブン」と呼んでます。

ナミ=並で、普通のカナブンって事ですね。

 

さて、話が逸れましたが木にいるカナブンも捕まえよってなったんですが……

 

持ってきた網のサイズデカすぎてみんな逃げちゃいました笑

まぁ〜暫く他のとこ行ってたらまた集まってくるので、他のポイントでハナムグリ探ししながら時間つぶし

 

山を登りつつキョロキョロしていると紫陽花の花が綺麗に咲いてました。

風流〜とか思いながら紫陽花を覗いてみると

 

ヨツスジハナカミキリが交尾してました。

その隅っこでアブおるな〜なんて思ってたんすよ。

アブ?アブかこれ?……あ!!!!!

ヒメトラハナムグリやんけ!!!!!!

ハナムグリの中でも「トラハナムグリ亜科」に属するハナムグリです。

ハチに擬態しており、体が毛で覆われていてめっちゃもふもふして可愛いハナムグリです。

 

で、実を言うと拙者は今までの人生で「トラハナムグリ亜科」のハナムグリに出会ったことが無くこれが初遭遇なんです。

 

一気にテンション爆アゲ太郎になる拙者、ルンルンで山を登るが展望台まで収穫ZERO。

展望台の近くにヒメジョンが群生してたので見てみると居ました。

ハナムグリ(ナミハナムグリ)

です。こちらもカナブンと一緒で、「ハナムグリ」という名前のハナムグリです。

5月のGWでも採集した種ですね。

例によって我々はナミハナムグリと呼んでます。

このナミハナムグリは所謂「普通種」という位置づけなのですが、普通に居ないです。

「居る所には居る」種で「ある程度の自然が無いと居ない」種だと思います。

 

めぼしいものも他に無いのでカナブンの木へ戻りに行きます。

戻ってる途中にガードレール見たら…

トビナナフシ居ました

他にも2匹

ナナフシの中でも翅を持ち、飛ぶと言うより滑空出来る種です。

 

そんなこんなでカナブンの木に戻ってきました。

うお〜いるいる。カナブン戻って来てる。

さて、採集リベンジですが……

やっぱ網デカすぎて全部逃げました笑

かぁーっ!まぁしゃーない!

とりあえず今日は今年もカナブンの木に来てるって事が分かったことだけでもヨシ!

 

今回の成果

・ナミカナブン(グリーンタイプ)のオス

・ナミハナムグリのメス

・ヒメトラハナムグリのメス

合計3頭

数こそ少ないものの、非常に実りある収穫でした。

来週はナミカナブン採集リベンジマッチに行きます。

 

それでは今回はこの辺で、皆様またお会いしましょう。