ブルネイの部屋

なんか書きます

ニセマグソコガネに食葉性コガネの応用は出来るのか?

こんにちは、ブルネイです。

今回ニセマグソコガネを採集したので、飼育にチャレンジしてみようと思います。

 

そもそもニセマグソコガネとは、いわゆる「糞虫」と呼ばれるグループのコガネムシで、砂浜に生息している体長2〜3mm程度のコガネムシです。

「糞虫」のグループに入っていますが、動物の糞ではなく、図鑑では腐植やネットの海だと打ち上げられた有機物を食すなどと言われています。

↑これがニセマグソコガネです。写真1枚目の篩の目は1.3mmなので、どれぐらい小さいのかがわかるかと思います。

 

今回採集した時も、植物付近から多数出てきたので、そういう食性なのかなとは思います。

私は糞虫を苦手としますが、このニセマグソコガネやケシマグソコガネの類は動物の糞を食べずに植物質を食べる?=他の糞虫より餌の供給は簡単なのではという安直な発想でチャレンジです。

 

そこで今回のタイトルである、「ニセマグソコガネに食葉性コガネの応用は効くのか?」です。

食葉性コガネ、「スジコガネ亜科」や「コフキコガネ亜科」のコガネムシ達は、幼虫は植物の根を食べ成虫は植物の葉ないしは花弁を食べる「害虫」と呼ばれるコガネムシ達です。「彼らの飼育方法を少し変えればニセマグソに使えるのでは?」と思いました。

 

ニセマグソは砂浜に住み、そこに生えている草や有機物などを食すのであれば、私がコガネの幼虫を採集して飼育する手順を流用出来ると思ったのです。

コガネの幼虫を採集し飼育する時は、幼虫が出てきた場所の土と植物を根っこから引き抜いたものをプリンカップに入れて飼育します。

なのでニセマグソの飼育環境を整えるならば、採集した場所の砂・植物・打ち上げられた海藻等をケースに入れたら良いと考えました。

そして彼らは砂浜に住むので、通気性の良いケースを用意し、砂の下方は湿らせ、彼らの生活圏辺りの深さは未加水のままにしようと思います。

砂の量はとりあえず50mmほどの厚さにしました。

無論彼らの餌は、採集した場所の植物や打ち上げられた海藻等を入れるのですが、それらが餌として使えなくなる場合も考え、食葉性コガネの成虫の餌として使用するキャベツやレタス等の葉野菜も与えてみようかなと思います。

ただちぎって与えるだけであれば食べているのか分からないので、食痕が分かるように4角に切ったものを与えてみます。

飼育環境はのこのようなレイアウトで、ベランダ飼育を行います。使用しているケースは、ダイソーのスライダーケース大です。

 

ひとまずこのような感じで飼育してみたいと思います。飼育数は13頭なので、これから増えるのか減るのか……増えたら嬉しいですけどね。

これから春辺りまでは、適度に霧吹きを行う以外触らないようにしてみます。

 

それではこの辺で、またお会いしましょう。