こんにちは、ブルネイです。
今回はタイトル通り、コガネムシの仲間であるドウガネブイブイとクロコガネについてです。
現在飼育中の2種についてですが、スジコガネ亜科のドウガネブイブイとコフキコガネ亜科のクロコガネの生態の違いみたいなもんをメモ代わりに書いておきます。
ちなみに2種とも同じ環境、同じ餌で飼育しています。
以下、メモ書き。例によって写真あらず。
ドウガネブイブイの産卵セットはマットをケースに入れるだけで終わり。ペアを入れておけば産めるだけ産むと言った感じで別段なにかする必要は無い。
一方クロコガネはケース底を固めると産んだ。これについては同じコフキコガネ亜科のコイチャコガネを使用した実験で、おおよその検討はついていた。
クロコガネはドウガネブイブイと違い、カブトムシの様に卵室を作り産んでいた。
これはスジコガネ亜科と大きく異なる。
ドウガネブイブイはザ・コガネムシと言った何の変哲もない幼虫。クロコガネの方が若干細長い感じ。クロコガネの方が長さがある。
スジコガネ亜科の幼虫は、寒くなると体が黄色くなり、土中で空間を作ってその中で越冬する。しかしクロコガネの幼虫は依然白いままで特に空間など作っていない模様。
成虫の餌について。
どちらもキャベツを食す。しかしドウガネブイブイを含めほとんどのスジコガネ亜科は昆虫ゼリーを与えれば食べ、キャベツよりも昆虫ゼリーを優先して食す。
クロコガネはあまり昆虫ゼリーを食べなかった。
幼虫の餌について。
どちらも昆虫マットや腐葉土で良い。ただ、どちらもコガネムシなので過密飼育をすればケンカや共食いが起きるので注意。
・終わりに
どちらも本当にどうしようもなくそこら辺に転がってるようなコガネムシで、5月に入ればマンションの明かりに飛んできたりする本当に超普通種のコガネムシです。しかも飼育が超楽。なので観察したり実験したりするのにはもってこいなコガネムシなので、見つけたら是非観察してみてください。可愛いよ。